仮想通貨Kavaはステーキングが可能
仮想通貨Kava(カヴァ)は、ステーキングができます。
仮想通貨KavaはKava NetworkのCo-Chainsは、Ethereumスマートコントラクト開発の柔軟性と速度を、超高速のTendermintコンセンサスエンジンを搭載した単一のネットワークでのCosmosSDKの相互運用性と組み合わせています。
仮想通貨Kavaは、ステーキングするメリットとして、
- バリデーターにKavaを預けておくだけで、報酬としてKavaが付与される
- ロック期間が無いため、いつでもKavaを払い戻すことができる
- Kavaを一定量保有することで、エアドロップなどがもらえる可能性がある
などがあります。
一方、Kavaをステーキングした場合は、預けた資産価値が目減りするリスクがあるので注意が必要です。
では、先に本記事の結論を書いておきます。
- Kavaのステーキングは、8%~14%と比較的期待利回りが高い
- Kavaをステーキングするなら、TrustWalletがおススメ
- Kavaを購入するなら、Binanceがおススメ
仮想通貨Kavaをステーキングするなら、Binanceの口座を開設しましょう。
仮想通貨Kavaのステーキングの利率
ステーキング銘柄 | 利回り(APY) | おススメ度(0~5) | コメント |
---|---|---|---|
ADA | 4.61% | 4.0 | ・ETHの共同開発者がPoWの課題解決のために開発 ・独自のウロボロスコンセンサスを実装 |
ATOM | 9.70% | 5.0 | ・Cosmosチェーンのトークン ・相互運用性が無いブロックチェーン同士を連携 |
AVAX | 9.38% | 4.8 | ・高速処理に強い「イーサリアムキラー」の1つ ・大手監査法人のデロイトグループが採用 |
BNB | 8.69% | 4.5 | ・Binanceが運営するBSC(バイナンススマートチェーン)のトークン ・BSCのエコシステムの拡大に伴い注目度は高い |
CAKE | 36.60% | 3.8 | ・DEX(分散型取引所)のパンケーキスワップでステーキングが可能 ・非常に高い期待利回りが特徴 |
ETH2.0 | 4.70% | 5.0 | ・市場規模第2位の銘柄 ・NFTやDeFiでの活用事例多数 |
KAVA | 35.68% | 4.4 | ・クロスチェーンのDeFiプラットフォームのトークン ・USDXをMintすると定期的にKAVAが付与 |
SAND | 15.00% | 4.0 | ・ブロックチェーンゲーム「TheSandbox」のトークン ・運営会社はSoftbankBFから106億円を資金調達済み |
DOT | 15.00% | 4.4 | ・ETHのセカンドレイヤーチェーンのトークン ・パラチェーン機能で高い注目 |
SOL | 5.9% | 4.5 | ・2021年に価格が約120倍上昇した「イーサリアムキラー」銘柄 ・高速なトランザクション能力と圧倒的に低い手数料が強み |
仮想通貨Kavaのステーキングの利率(期待利回り)は、約10%となっています(2022年3月時点)。
なおステーキングの利率はリアルタイムに変化するので、注意が必要です。
また、Kavaの各バリデーター(委任者)ごとの期待利回りも、約8%~14%付近を推移しています(2022年3月時点)。
仮想通貨BNBはステーキングのやり方は2通りある
Kavaのステーキング方法は、主に2通りがあります。
- Binanceのステーキング機能(定期ステーキング)を使う(初心者向け)
- TrustWalletでステーキングする(中級者以上向け)
Binanceでステーキングする場合は、BINANCEの口座を開設し、Kavaを保有するだけなので、簡単にステーキングを始めることができます。
そのため、BINANCEのステーキングは初心者向けです。
一方、BINANCEのステーキングより高い利回りを狙うなら、独自ウォレット「TrustWallet」でのステーキングをおススメします。
それぞれの特徴は以下の通りです。
ステーキング方法 | 利回り | バリデーターの選択権 |
Binanceのステーキング機能 | 6% | 無し |
TrustWalletでのステーキング | 14% | 有り |
BINANCEのステーキング利回りは、ステーキング方法が少し難しい独自ウォレットの方が高くなっています。また、独自ウォレットなら自分のKAVAを預託するバリデーター(委任者)も自由に選択可能です。
これからステーキングに挑戦するなら、まずはBINANCEのステーキング機能を使ってみましょう。
仮想通貨KavaのTrustWalletでのステーキングのやり方
まずは、BinanceでのKavaのステーキング方法を解説します。
BinanceでのKavaのステーキングの手順は、以下の6STEPです。
- Binanceの口座を開設する
↓ - TrustWalletに登録する
↓ - KavaをBinanceで購入する
↓ - BinanceからTrustWalletにKavaを送金する
↓ - ステーキングするバリデーターを選択する
↓ - Kavaをステーキングする
BINANCEの口座を開設する
まずは、Kavaを購入するために、BINANCEの口座を開設しましょう。
BINANCEをおススメする理由として、
- コンバート(スワップ)や送金の手数料が安い
- 取引所経由でステーキングができる
- 取引所だから販売所よりも安くKavaを購入できる
など、日本の仮想通貨取引所には無いメリットがあります。
TrustWalletに登録する
TrustWalletは、全世界1,000万人以上が利用するブロックチェーンウォレットです。
OpenSeaで利用するMetamaskと同様に、無料で使えます。
TrustWalletは、年利14%~と比較的年利が高い、KAVA(バイナンススマートチェーン)のステーキング機能や、Kavaなど最新のDeFiマイニングの機能も備えています。
このようにTrustWalletは様々なステーキングに対応しており、利便性が高いです。Kava以外のステーキングにも挑戦することを考え、TrustWalletを使うことをおススメします。
BINANCEでBTCをKavaにコンバートする
Kavaを購入するには、BINANCEの口座を開設しましょう。BINANCEの口座を開設するには、メールアドレスと電話番号、あとはパスポートなどの本人確認書類が必要です。
実際にBINANCEでKavaを購入する手順は、以下の通りです。
- コインチェック(Coincheck)など日本の取引所でBTCを購入する
- BTCをBINANCEに送金する
- 受信したBTCをKavaにコンバートする
コンバートとは、あるトークンを別のトークンに交換することです。
BINANCEでは、BTC/Kavaのコンバートに対応しているため、BTCを受信したら、あとはコンバート機能でKavaに交換するだけです。
BINANCEからTrustWalletにKavaを送金する
BINANCEで購入したKavaを、今度はTrustWalletに送金します。
TrustWalletへのKavaの送金手順は、以下の通りです。
Kavaの受信アドレスをコピーする
まずはTrustWallet内にある、Kava専用の受信アドレスをコピーします。
- TrustWallet内にあるKavaのタブをタップ
- 「Receive(受け取る)」をタップ
- 「Copy(コピー)」をタップ
すると、クリップボードに受信アドレスがコピーされます。
ちなみに、クリップボードの場合では貼り付けミスが発生する恐れあるので、もし貼り付けミスが怖い方は、QRコードのスクショを取っておきましょう。
BINANCEに送金アドレスを登録し、テスト送金をする
コピーした送金アドレス(もしくはスクショしたQRコード)を、「Add Withdrawal Address」をタップしBINANCEの送金先に登録します。
送金先の登録が完了したら、まずはテストの送金を行いましょう。
なぜなら、仮想通貨を送金する場合に、誤って送金先を指定してしまうと、二度と送金した仮想通貨が返ってくることがないからです(いわゆるセルフGOXです)。
そのため、まずは最低送金金額分を送金してみましょう。
同時に、注意すべきはNetworkをBEP20(BSC)にすることです。
送金手数料も20円ほどですので、安全のためにテスト送金を事前にやっておくことを強くおススメします。
送金量にもよりますが、送金申請をしてからおよそ1分~5分以内に送金が完了します。
実際にKavaを送金する
テスト送金が成功したら、実際に送金をしてみましょう。
テスト送金よりも送金額が多いはずなので、若干テスト送金よりも着金までに時間がかかるかもしれませんが、1分~5分ほどで、TrustWalletに着金します。
TrustWalletに着金すると、Kavaの残高が増えるので、適宜画面を更新してみてください。
ステーキングするバリデーターを選択する
TrustWalletでKavaをステーキングする場合は、ステークするバリデーターを選択する必要があります。
バリデーター(委任者)とは、Kavaのトランザクション処理を承認するノードを運営している団体等を指します。
PoS(プルーフオブステーク)を利用するKavaでは、バリデーターが運営するノードによって、トランザクションが検証されることで送金処理などが完了します。これらのバリデーターは、トランザクションの検証を行うことで、手数料や流動性プールにから報酬を与えられ、これらの一部がステーキングの報酬として私たちにも付与されます。
一方、TrustWalletには複数のバリデーターが存在し、それぞれ期待利回りが異なるため、実際にどれを選べばいいかわからなくなってしまうでしょう。
結論から言えば、どのバリデーターを選んでも大きな違いはありませんが、ステーキング報酬を増やしたいのであれば、なるべく期待利回りが高い数値のバリデーターを選択しましょう。
なお、バリデーターの期待利回りは随時更新されるため、一番高い利回りを提供する上位3位~5位ほどのバリデーターに分散してステーキングするのがおススメです。
Kavaをステーキングする
ステーキングするバリデーターとステーキング額が決まったら、実際にステーキングをします。
バリデーターをタップして、ステーキング額を入力し、最後に一番下のステーキングのボタンを押しましょう。
ステーキングのボタンをタップしたら、ステーキングの手続きは完了です。
仮想通貨KAVAのステーキング報酬の確認方法
Kavaのステーキング報酬は、リアルタイムで更新されます。
ステーキング報酬の確認方法は以下の通りです。
- TrustWalletを起動し、Kavaをタップする
- 「Stake」をタップする
- 中央右の「Rewards」を確認する(Kavaのステーキング報酬が表示される)
また、蓄積したステーキング報酬は、以下の手順で受け取ることが可能です。
- TrustWalletを起動し、Kavaをタップする
- 「Stake」をタップする
- 「Claim Rewards」をタップする
ステーキングしたKavaの払い戻しのやり方
Kavaのステーキング報酬は、好きなタイミングで払いだすことが可能です。
ステーキング報酬を払い出す方法は、以下の通りです。
- TrustWallet→Kavaのタブ→Stakeをタップ
- Unstakeをタップし、払い戻しを実行する
ロック期間中に払い戻しをした場合は、ステーキングしていた期間に発生した報酬を受け取れます。
ステーキングするバリデーターを変える方法
Kavaのステーキングではステークするバリデーターも自由に変更可能です。
バリデーターを変更する方法は、以下の通りです。
- TrustWallet→Kavaのタブ→Stakeをタップ
- 「Redelegate」をタップ
- 変更先のバリデーターを選択し変更を実行
こちらも、非稼働(INACTIVE)のバリデーターは選ばないようにしましょう。
仮想通貨KAVAのBinanceでのステーキングするやり方
BinanceでKAVAをステーキングする方法は簡単です。
具体的な手順は、以下の5ステップです。
- BINANCEの口座を開設する
↓ - コインチェック(Coincheck)でBTCを購入する
↓ - コインチェック(Coincheck)からBINANCEにBTCを送金する
↓ - BINANCEでBTCをKAVAにコンバートする
↓ - BINANCEの定期ステーキングを使う
BINANCEの口座を開設する
まずは、BINANCEの口座を開設しましょう。
BINANCEの口座開設が完了したら、取引を開始するために、本人確認のSTEP1を完了させましょう。
STEP1は、
- パスポート
- 運転免許証
などの本人確認書類があれば問題ありません。
本人確認は住民票を提出するSTEP2までありますが、STEP1だけで問題ありません。
コインチェック(Coincheck)でBTCを購入する
次にコインチェック(Coincheck)で、KAVAを購入するためのBTCを購入します。
残念ながら、国内でKAVAを取り扱っている取引所はありません。
そのため、この後
- 日本の取引所でBTCを購入する
↓ - 海外の取引所に送金する
↓ - 海外取引所でBTCでKAVAを交換(コンバート)する
という手順が必要です。
BTCを買うなら、日本の取引所でランキングが1位のコインチェック(Coincheck)がおススメです。
コインチェック(Coincheck)からBinanceにBTCを送金する
コインチェック(Coincheck)などで購入したBTCを、BINANCEの口座に送金します。
BINANCEへの送金方法は、以下の手順です。
- BINANCEのBTC受け取り用アドレスをコピーする
↓ - コインチェック(Coincheck)の送金先に受け取り用アドレスを張り付ける
↓ - 送金申請を行う
無事に送金申請が受理されるとBINANCEへの送金が実施されます。
なお、BTCのトランザクションは最大10分ほどかかりますので、BINANCEへの着金完了を待ちましょう。
【注意】初めての送金ならテスト送金をすること
ちなみに、初めて仮想通貨の送金をするのであれば、必ずテスト送金をしましょう。
なぜなら、仮想通貨を送金する際に、誤ったアドレスに送金申請をすると、送金した仮想通貨が返ってこなくなる可能性があるからです。
そのため、BINANCEにBTCを全額送金する前に、最低送金額でテスト送金を行い、ちゃんと着金することを確認しましょう。
BinanceでBTCをKAVAにコンバートする
BINANCEにBTCが着金したら、BTCをKAVAにコンバートします。コンバートとは、ある通貨を他の通貨に交換することです。
BINANCEアプリでのコンバートの方法は以下の通りです。
- アプリの中央下をタップ後、「コンバート」をタップ
↓ - 振替元にBTC、振替先にKAVAを選択し、コンバージョンプレビューを確認
↓ - コンバートを実行
コンバートが成功すると、現物ウォレットに振替先の通貨残高が反映されます。
Binanceの定期ステーキングを使う
最後に、コンバートしたkavaでBinanceの定期ステーキングを利用します。
Binanceの定期ステーキングとは、BINANCEに仮想通貨を保有するだけで、APY(利回り)分が付与されるステーキングサービスです。参加条件は、銘柄ごとの最低保有数を保有することです。
なお、KAVAの定期ステーキングの最小保有数は、0.1KAVA(日本円で約5,000円~)です。
BINANCEアプリでの定期ステーキングのやり方は、以下の通りです。
- アプリの右下をタップ→「収益」をタップ→「商品を獲得する」をタップ
↓ - KAVAの定期ステーキングの「定期登録をする」をタップし、保有するKAVAを入力し、「定期登録する」をタップ
ステーキング報酬は、翌日からアプリ上に反映されます。
仮想通貨Kava以外のおススメのステーキング銘柄
最後に、Kava(ATOM)以外でおススメのステーキング銘柄をご紹介します。
今回紹介したKavaの期待利回りは、約8%~14%です。
ステーキング銘柄 | 利回り(APY) | おススメ度(0~5) | コメント |
---|---|---|---|
ADA | 4.61% | 4.0 | ・ETHの共同開発者がPoWの課題解決のために開発 ・独自のウロボロスコンセンサスを実装 |
ATOM | 9.70% | 5.0 | ・Cosmosチェーンのトークン ・相互運用性が無いブロックチェーン同士を連携 |
AVAX | 9.38% | 4.8 | ・高速処理に強い「イーサリアムキラー」の1つ ・大手監査法人のデロイトグループが採用 |
BNB | 8.69% | 4.5 | ・Binanceが運営するBSC(バイナンススマートチェーン)のトークン ・BSCのエコシステムの拡大に伴い注目度は高い |
CAKE | 36.60% | 3.8 | ・DEX(分散型取引所)のパンケーキスワップでステーキングが可能 ・非常に高い期待利回りが特徴 |
ETH2.0 | 4.70% | 5.0 | ・市場規模第2位の銘柄 ・NFTやDeFiでの活用事例多数 |
KAVA | 35.68% | 4.4 | ・クロスチェーンのDeFiプラットフォームのトークン ・USDXをMintすると定期的にKAVAが付与 |
SAND | 15.00% | 4.0 | ・ブロックチェーンゲーム「TheSandbox」のトークン ・運営会社はSoftbankBFから106億円を資金調達済み |
DOT | 15.00% | 4.4 | ・ETHのセカンドレイヤーチェーンのトークン ・パラチェーン機能で高い注目 |
SOL | 5.9% | 4.5 | ・2021年に価格が約120倍上昇した「イーサリアムキラー」銘柄 ・高速なトランザクション能力と圧倒的に低い手数料が強み |
BNBとAVAX並みの期待利回りが期待できます。
BNBは期待利回りが変動しやすいというリスクはありますが、Kavaよりも高い期待利回りになることもあります。
また、BNBやAVAX、Kavaよりも高い利回りを期待するなら、DEX(分散型取引所)のパンケーキスワップでステーキングが可能なCAKE/BNBペアがおススメです。期待利回りは約31%~42%となっており、ステーキング銘柄の中でも期待利回りが突出して高いです。
ただし、期待利回りが高い分だけ、リスクも高くなる可能性があることは忘れないようにして下さい。
仮想通貨Kavaのステーキングまとめ
最後に本記事についてまとめます。
- Kavaのステーキングは、8%~14%と比較的期待利回りが高い
- Kavaをステーキングするなら、TrustWalletがおススメ
- Kavaを購入するなら、Binanceがおススメ
最後に紹介した銘柄については、こちらの記事でも紹介しています。
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